嫁姑問題「あなたは間違っている」と言われても ~その1~
私が結婚していた頃、旦那さんと舅(旦那父)と姑(旦那母)と小姑(旦那姉)と二世帯同居をしていました。
私はお姑さんから嫌われていて「あなたは間違っている」「あなたみたいな人はおかしい」「こんな嫁いらない」などボロカスに言われていました。笑
その時は心底ムカつきましたし毎回言われ続けると私の精神がおかしくなって、とうとう心療内科に通うことになったのです。
まだ二世帯同居を始めて半年程の時です。
毎日を過ごす中で、私はどんどんと自己肯定感や自分の意思が弱まっていき、正常な判断力を失っていきました。
「私がもっと頑張って歩み寄らないといけない」と思うようになってしまったのです。
私は初めから人の懐にすっと入っていけるような性格ではありません。
そして家族だろうが誰だろうが干渉されたくない性格なのです。
私は居住空間もハッキリ分けたかったですし、本当は干渉もされたくない。
お互いが心地よく暮らせるための距離感は必要だと考えていました。
しかしそれは私の勝手な考えなんですね。
お姑さんの考え方は違います。
「家族なんだからもっとこちら側に入ってきなさい」とこういう考え方です。
私はベタベタした関係は好きではないし、形式上の家族とは言ってもすぐには慣れないし、適度な距離感があったほうが上手くいくと考えそのように行動していました。
どちらが良い悪いではなく単に考え方、価値観が違い過ぎていました。
そんな私なので相手のお姑さんからしたら「なんて冷たい嫁」と映るわけです。
相手からしたら「もっと頼ってほしい」とか「家族になったんだから」とか色々思っていたでしょう。
今思えばそれはお姑さんの優しさだったのかもしれません。
良かれと思って言っていたことかもしれませんが、その時の私には受け取れませんでした。
「あなたの考えはおかしい」「間違っている」と散々言われて、私の精神は崩れていきました。
そして、ついに私の本当の気持ちに嘘をつき、嫌々お姑さんに合わせた言動行動をするようになってしまったのです。
旦那さんもお姑さん側だったので仲良くなれない私を見て「歩み寄る努力が足りない」と言っていました。
「私が我慢して頑張れば旦那さんも旦那さんの家族も喜ぶ。私が頑張れば」
そう思って行動しても、体は正直でした。
無理をしている精神状態の為、一日で顔中に無数の吹き出物が出来てしまったのです。
自分でもびっくりでした。体が危険信号のサインを出してくれたのです。
その時、妊娠8か月くらいでお腹に赤ちゃんもいました。
「頼りないママで本当にゴメン」
お腹の赤ちゃんに対して強い自責の念を持ってしまっていました。
「私が頑張って変われば旦那さんもお義母さんも喜んでくれる。でも自分の心はノーと言っている......。なら自分の心を殺して生きていけばいいのか.......?」
とにかくこの時の私の心はグチャグチャでした。見事にグチャグチャでした。
その2へ続く
究極のプラス思考~その2~
究極のプラス思考その1の記事で語ったどんなことでも自分にとっては全てオッケーマインドはなかなかすぐに実行できないかもしれません。
「こんな理不尽なことまでプラスに考えれるか!」ということだってあると思います。
みんな誰しも自分が望むものを手にしたいという気持ちがありますよね。
でも人生は自分が望むものばかりが起こるわけではありません。
自分の意思ではどうすることも出来ないこと、予期せぬことが沢山溢れています。
そういった事に対していかに自分がプラスに捉えて生きていくか。
これが鍵となり本当の強さを生み出します。
~本当に強い人~
では「強い人」というのはどういった人なのでしょうか。
それは人によって定義も解釈も様々なので、私が思う強い人の事を書きたいと思います。
相手を打ち負かせる人が強い人ではありません。
他者の間に優劣をつけたり格差をつけたりして上に立つ者が強い人ではありません。
本当に強い人は自らも他者もあらゆる状況も「まあ、いっか」と思える人。
柳のように芯がありながら風を受け流し、決して折れることのないしなやかさを持った人なんです。
でもこれはその1の記事でも書いた通り、自分の心の声を無視して無理やりプラスに受け取るということではありません。
心の声が「もう限界だ」と言っているのなら今いる状況から逃げたり何か出来る対処をするのがベストでしょう。
そういった場合は自分を責めたり、そうなった状況や相手を憎んだりしてしまうこともあります。
でも先ずは自分を褒めてあげて下さい。
今のあなたには必要な出来事だったんです。
後になって「あの時の経験があったから今、この自分がいる」と感謝できる日が必ず来ます。
この世の中に良いも悪いもなく、ただ一人一人が起こる状況や周りの人、物事を勝手に決めつけているだけなのだから。
それなら自分でどんな状況でも「これで良し」と決めたら最強じゃないですか?
~自分の世界を受け入れる~
「引き寄せの法則」という言葉を聞いたことはありませんか?
あれは自分が望む結果を自分の元に引き寄せ実際に経験するというもの。
それに対してこの受け入れの術というのは「起こった事に対して自ら望む」ことを意味しています。
外の世界や他者を変えることは出来ません。
この術は物理的に外の現象や相手を変えるわけではなく、自らが変容し同じ世界にいても今までとは全く違う世界を生きていける視点を持つことなのです。
外の現象が自分の思う通りになることは一時的な幸せに過ぎません。
この受け入れの術を習得すればどんな状況にも、人からの罵詈雑言にも影響されない、受容できる器が出来るのです。
一人一人がこの器を手に入れれば自分の正義のために相手を攻撃したり、戦ったりする必要はなくなるでしょう。
そして小さな意思(エゴ)から高い意思に身を委ねて信頼すれば、自分の容姿、性格、思考、感情を受け入れ、本当の意味で自分を愛し周りを愛せるようになるでしょう。
究極のプラス思考~その1~
「なんでこんな事を言ってしまったんだろう......」
「あんな言い方しなきゃよかった......」
というような後で後悔するような言動や行動をしてしまう時ってありませんか?
よく芸能人が不祥事を起こして世間から叩かれていますよね。
「よくこんなことが出来るな」とか「最低」とか言ってみんな批判をしていますが、自分は今まで聖人君主のように生きてきたのかと振り返ってみてください。
批判している芸能人とは同じことではないにせよ、多かれ少なかれ人を攻撃してしまったり煩わしい出来事があったはずです。
芸能人に限らず周りの身近な人のことをあーだこーだという前に自分のことはと振り返ってみてください。
イライラしたり感情的になって反応したりしている自分に気づいたとき
それがチャンスなんです。
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