究極のプラス思考~その2~
究極のプラス思考その1の記事で語ったどんなことでも自分にとっては全てオッケーマインドはなかなかすぐに実行できないかもしれません。
「こんな理不尽なことまでプラスに考えれるか!」ということだってあると思います。
みんな誰しも自分が望むものを手にしたいという気持ちがありますよね。
でも人生は自分が望むものばかりが起こるわけではありません。
自分の意思ではどうすることも出来ないこと、予期せぬことが沢山溢れています。
そういった事に対していかに自分がプラスに捉えて生きていくか。
これが鍵となり本当の強さを生み出します。
~本当に強い人~
では「強い人」というのはどういった人なのでしょうか。
それは人によって定義も解釈も様々なので、私が思う強い人の事を書きたいと思います。
相手を打ち負かせる人が強い人ではありません。
他者の間に優劣をつけたり格差をつけたりして上に立つ者が強い人ではありません。
本当に強い人は自らも他者もあらゆる状況も「まあ、いっか」と思える人。
柳のように芯がありながら風を受け流し、決して折れることのないしなやかさを持った人なんです。
でもこれはその1の記事でも書いた通り、自分の心の声を無視して無理やりプラスに受け取るということではありません。
心の声が「もう限界だ」と言っているのなら今いる状況から逃げたり何か出来る対処をするのがベストでしょう。
そういった場合は自分を責めたり、そうなった状況や相手を憎んだりしてしまうこともあります。
でも先ずは自分を褒めてあげて下さい。
今のあなたには必要な出来事だったんです。
後になって「あの時の経験があったから今、この自分がいる」と感謝できる日が必ず来ます。
この世の中に良いも悪いもなく、ただ一人一人が起こる状況や周りの人、物事を勝手に決めつけているだけなのだから。
それなら自分でどんな状況でも「これで良し」と決めたら最強じゃないですか?
~自分の世界を受け入れる~
「引き寄せの法則」という言葉を聞いたことはありませんか?
あれは自分が望む結果を自分の元に引き寄せ実際に経験するというもの。
それに対してこの受け入れの術というのは「起こった事に対して自ら望む」ことを意味しています。
外の世界や他者を変えることは出来ません。
この術は物理的に外の現象や相手を変えるわけではなく、自らが変容し同じ世界にいても今までとは全く違う世界を生きていける視点を持つことなのです。
外の現象が自分の思う通りになることは一時的な幸せに過ぎません。
この受け入れの術を習得すればどんな状況にも、人からの罵詈雑言にも影響されない、受容できる器が出来るのです。
一人一人がこの器を手に入れれば自分の正義のために相手を攻撃したり、戦ったりする必要はなくなるでしょう。
そして小さな意思(エゴ)から高い意思に身を委ねて信頼すれば、自分の容姿、性格、思考、感情を受け入れ、本当の意味で自分を愛し周りを愛せるようになるでしょう。